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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第22章 更なる飛躍

「理佳さん。御指名です」

ボーイが私に耳打ちする。

今このボックス席に着いたばかりだというのに
早速指名が入った。

「はい。すぐに向かいますね」

そして目の前に座る客に微笑む。

「えぇ!俺、今来たばっかりなんだけど」

即座に客の横に身体を密着させるように座る。

「アフター付き合ってもらえます?」

客の太腿を指先でなぞる。

「分かったよ。部屋とっておくから」

客も私の太腿をいやらしく撫でる。

「その続きはベッドで……ね?」

私のアフターは即ベッドイン。

その甲斐あってか一ヶ月足らずで
『サンライズ』のナンバーワンに君臨した。

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