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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第22章 更なる飛躍

だからといってキャバクラでの仕事は
手を抜かずにいた。

「理佳ちゃんが勧めてくれた店、めっちゃ
美味しかったよ。ランチもやってるらしいよ」

知ってる知ってる。

ネットで見た見た。

だいたいそんな店行ったこともないし。

「ランチもあるなんて知りませんでした。
貴重な情報ありがとうございます」

偽りの食べ歩きの趣味が
ここまで功を奏するなんて。

「理佳ちゃんて素直そうだけど他人を
寄せ付けない雰囲気があるよね」
「そうですか?」
「あるある。奥ゆかしいというかミステリアス
というか。ま、そこが理佳ちゃんの魅力では
あるけど」

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