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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第27章 智也の事情~社会人③~

「話は済んだはずだ」
「それが偉そうだって言ってるのよ。
……コネ入社のくせに」

図星なだけに言葉を返せない。

そもそも美鈴が何故知っているのか。

「高校の時に障害事件を2回もしておいて
真っ当な仕事に就けるわけないでしょ」

俺の心中を見透かしたかのように
一方的に話を進める。

「智也のお父さんと区長て同級生らしいね」
「……そんなことまで調べあげたのか」

ウエイトレスがアイスカフェラテと
アイスコーヒーを運んできた。

「まぁ座りなさいよ。悪いようには
しないから」

美鈴に威圧され俺は再び腰を降ろした。

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