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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第27章 智也の事情~社会人③~

「言いたいことはそれだけ?」

美鈴は怒り心頭するかと思いきや
平然とBLTサンドを頬張り
アイスカフェラテをすする。

「それだけだ」

俺は俺でアイスコーヒーを飲み干し
席を立った。

「偉そうに。自分の立場わきまえてる?」
「充分そのつもりだが」

俺らのテーブルの横を通りすがろうとする
ウエイトレスを美鈴が呼び止め
「彼と私に同じものを」と
アイスカフェラテとアイスコーヒーを
俺の有無も聞かずに注文した。

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