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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第3章 智也とセックス~高校一年生~

「こっち向いて」
「ゃだ……」

裸を見られることも
顔を見られてしまうことも
恥ずかしい。

「いいからこっち向けよ」

智也が強引に私の身体の向きを変えた。

「泣いてんじゃんか」
「だって……」

セックスという行為に恐怖を感じ始めていた。

「誘ったのは理佳だろ」
「そうだけど……」

セックスという行為を安易に考えていた。

「俺は理佳としたいと思ってるよ。
だからさ……女の理佳から誘うような
形にしちゃってごめんな」

智也は時として素直になる。

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