テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第29章 智也の事情~社会人④~

理佳はベッドへ腰掛け
俺はソファーに腰を掛けた。

これまでの美鈴との事情……
美鈴に脅迫まがいのことを
されていた事実を理佳に打ち明けた。

「やっぱり……美鈴に脅されてたんだ」

理佳は大きく溜め息をつく。

「コネ入社のことを咎められたまでは
よかったんだ。でも……父親のことで……」

父親がやらかしたこととはいえ
俺の判断によって迷惑は掛けられなかった。

「で、強制的に美鈴と付き合うことに
なったということ?なんか腑に落ちないわ」
「まだ続きがある」

美鈴が好きだったのは俺ではなく理佳。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ