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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第29章 智也の事情~社会人④~

理佳は心身共に疲れているのだろう。

コトが終わった途端に
ベッドの上に倒れ込んだ。

俺はそんな理佳を労るように抱き締める。

「中に出しても良かったのに。もし赤ちゃんが
出来たら嬉しいもん」

俺はイク寸前で外に射精した。

父親の居ない子供を
生ませるわけにはいかない。

「じゃ、次は御言葉に甘えてそうさせて
もらうよ」
「絶対だよ!約束ね!」

理佳が掲げた小指に
俺の小指を絡ませ
指切りをした。

その約束は果たせないというのに。

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