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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第33章 理想へ向けて②

「ちょっと暑いですね」

更に追い討ちを掛けるように
肩まで掛けているタオルケットを
胸の谷間までずらす。

仙石は私の胸元に視線を送る。

「仙石さんのような頼もしい男性が
傍に居てくれたら心強いです」

頼もしいかどうかなんて知らないけど。

でも細身のわりに筋肉は凄そうだ。

甘いマスクに高身長。

私との釣り合いは充分にとれる。

「御世辞でも嬉しいです。椎名さんのような
お美しい方に褒めていただいて」

半分は御世辞。

もう半分は本音よ。

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