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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第33章 理想へ向けて②

「よかった……仙石さんに嫌われていると
思っていましたから」
「そんなことありません」

はい。知っています。

「でも……同情ですよね……」
「正直それもありますが、それだけでは……」

きたきた。

「……と、申しますと?」
「この先は立場上、申し上げられません」

チッ。

「そうですよね……私のことなんて……
期待しちゃって馬鹿みたい……」

で、泣く。

「いやいや……そういった意味では……
参ったな……」

で、仙石は焦る。

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