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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第34章 仙石涼介の事情②

「だから……その……」
「どうした?」

理佳は何かを言い辛そうに
モジモジしている。

「……あのね……経験したのは数えられる
程度なの……」
「うん」
「……好きな人としか……したくないの」
「うん」

胸の鼓動が急激に高鳴る。

「涼介のこと……好きなの」
「うん……俺も理佳が好きだよ」

この純愛っぽいやり取りに
胸が張り裂けそうになる。

「涼介だったら……いいよ」

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