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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第4章 智也の事情~高校一年生~

理佳はクラスで特定の友達を作らなかった。

きっと女子らを下に見ているのだろう。

それは俺も同じであり
誰ともつるまずにいた。

小学生から続けていた剣道部に入部すると
理佳はバイトを始めた。

週のうち二度は部活をサボり
理佳と一緒に帰った。

人前で手を繋ぐことが恥ずかしく思え
人気が無くなる神社の付近で
手を繋ぐことが恒例となった。

この神社で理佳と初めてキスをした。

そのキスに至るまで俺らは三時間も費やした。

この頃には理佳のことを
好きで好きで堪らなくなっていた。

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