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翌日、本田に教えてもらった
秘密クラブとやらへ向かった。

非合法で営業しているだけに
募集もしていなければ
アポを取ることも出来ない。

そしてその秘密クラブは雑居ビルで
そういった雰囲気すら感じ取れない。

その雑居ビルの前で躊躇していると
背後から声を掛けられた。

「何をしているの？」

振り向いてまず驚いた。

この世のものとは思えないほど
美人で聡明な女性だった。

オーラのようなものに圧倒され
私は言葉を失った。