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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第42章 秘密クラブ

「え……私の名前……」

自己紹介すら満足にしていない
私の名前をどうして……

「最初から気付いてたわよ。この喫茶店に
来るのが遅れたのは最終確認」
「どうして私を……」

私は真知子とは面識もない。

美鈴の事件に関して言えば
私は公の場に晒されてはいない。

「成宮智也の恋人でしょ?新聞やニュースで
見て興味あったから色々調べたの」
「……そうでしたか」

それで私に辿り着いたということか。

「で、調べていくうちに成宮智也でも
山本美鈴でもなく椎名理佳に興味が湧いたの」

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