理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~
第42章 秘密クラブ
「ちょッ……ちょっと待ってください。
私が秘密クラブを訪れたのは……」
「そう仕向けたのよ。でもその話は
後回しにさせてもらうわね」
真知子と本田の差し金か。
「それで……私に興味というのは……」
「面白い事件だなって思って」
「面白いって……」
人が一人亡くなった事件を
平然と「面白い」と言う真知子。
「面白いわよ。だって……」
「……だって……なんですか?」
真知子の穏やかな微笑みとは対照的に
私は背筋に冷たいものを感じ震えた。
「成宮を殺したのは理佳さんでしょ?」
私が秘密クラブを訪れたのは……」
「そう仕向けたのよ。でもその話は
後回しにさせてもらうわね」
真知子と本田の差し金か。
「それで……私に興味というのは……」
「面白い事件だなって思って」
「面白いって……」
人が一人亡くなった事件を
平然と「面白い」と言う真知子。
「面白いわよ。だって……」
「……だって……なんですか?」
真知子の穏やかな微笑みとは対照的に
私は背筋に冷たいものを感じ震えた。
「成宮を殺したのは理佳さんでしょ?」