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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第43章 智也以外を好きになれる?

「風呂が温すぎだ」

二日目。

「申し訳ございません。以後気を付けます」
「夜食は?」
「はい。御用意しております」

和食のケータリングを用意していた。

ダイニングテーブルの料理を目にした
一之瀬は「違う」と呟くと部屋に戻り
それ以降は部屋から出ることはなかった。

猶予はあと5日。

いったいどうすれば……

このままだと一之瀬から
好感を持たれるどころか
家政婦を解任されてしまう。

私だって一之瀬を好きになれない。

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