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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第44章 違った愛の形

力尽きた私は絨毯に埋もれるように
眠ってしまっていた。

その後の一之瀬の動向は分からない。

一之瀬と私は一瞬だが心が繋がった。

それでいい。

満足だ。

目覚めるとカーテンの隙間から
朝日が射し込み
私は服を着ていて
一之瀬の姿は無かった。

ダイニングテーブルに
メモ書きが置いてあった。

【裏口から帰るように】

一之瀬の姿はどこにも見当たらなかった。

玄関先が騒がしい。

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