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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第49章 絶対が叶う時

「風俗って客側も働く側もどことなく
後ろめたかったり罪悪感があるでしょ?」
「あ……確かに」

中には『風俗行った』『風俗嬢やってる』など
公にする者も存在するが
それは少数派であり
基本はやはり隠しておきたいはず。

「合法化にしたのはここで働く従業員の
為でもあるけど先ずはお客様。
風俗って悪いものじゃないと世に
知らしめたい」
「お金で快楽を求めるのは当然の権利だと」
「そうよ。同じ快楽を求めるなら
狭くて陰湿な部屋より、こうして空気の
美味しい開放的な場所がいいかなと」

真知子は風俗の根本的な闇の部分を
覆そうとしている。

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