テキストサイズ

理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第51章 エピローグ

「それはそれはお疲れさま」

拍子抜けした。

少し前まで智也のことで
モヤモヤしていたというのに。

「それだけ?冷てーなーおい!」

喋りはチャラいようだ。

「だって仕事でしょ?」

その為に私と駿河は
新潟行の上越新幹線に乗車している。

「仕事?俺は理佳ちゃんとの一泊旅行って
真知子さんに聞いたけど」
「……そっか」

今の私ではオープンセレモニーで
上手い立ち振舞いが出来ない。

かといって私ひとりにしておくのは
心もとない。

だからか。

真知子さん……ありがとう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ