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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第5章 浮気を正当化~高校二年生~

いつもの神社に行くと
いつものように境内の段差に座り
智也はタバコを吸い
私にガムをくれる。

「私って面倒臭い?」

そもそもこの発言が面倒臭い。

「別に」
「じゃ、何で面倒臭いて言ったの?」
「知らね」
「知らねって智也が言ったんじゃん!」
「うるせーな」
「智也が悪いんじゃんッ!」
「はいはい。俺が悪いですよ」
「開き直るんだね!バカじゃん!」
「うるせーな。黙れよ」
「黙らない!」
「だから黙れってば」

智也が私の腕を掴むと
身体ごと引き寄せ唇を重ねた。

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