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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第51章 エピローグ

「今?ここで?」
「そう……ここで」

素直で可愛らしく
自分を少し好きになった私を
今すぐ抱いてほしい。

「他にも乗客いるよ。聞かれちゃうよ」
「それでもいい……今がいいの」

少し狼狽える駿河を押さえ付けるように
首に両手を回し唇を重ねた。

すると駿河は腰に手を回し舌を絡める。

列車が大宮駅のホームで停車する。

駿河は私から離れる素振りを見せた。

「ダーメ。続けてくれなきゃイヤッ」

私から再び唇を重ね舌を絡める。

このグリーン席の車両には
誰も乗車しなかった。

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