私の熊
第4章 待っています。
「いいから寝なさい!」
「はーい」
熊さんが照れている事に気付いた。
その時、中にあるSっ気な部分が発動した。
でも何度も可愛いと言うと熊さんが拗ねると思ったからそんなに弄らないようにした。
熊さんとは電話越しでの繋がりだけど、
それでもこうして繋げたままで寝ると側に熊さんがいるみたいで。
すごく安心するんです。
私が目を瞑る頃には
熊さんはもう爆睡状態なんだけどね。
相当疲れているのか、通話をして30分もしない内に、熊さんは眠りに入っていました。
おやすみ熊さん。
そう小声で言うとかなこも眠りに入った。