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私の熊

第11章 熊さんが来た


けれどしかし、
ここで声を掛けられないのが私

取り敢えず近くまで行ってその人がよし掛かっている柱の横側に私もよし掛かった


まって、なんて声かければいいんだ...
これで人違いだったら超変な人&恥ずかしい人になっちゃうよね...

《どこ?》

と、熊さんがLINEをくれました

《横にいます多分》

そう返信すると同時に、
熊さんがこっちをみたのでした。

わ、よかった、あってた!

「遅いぞ」



と、その人は優しい笑顔で私を見付けてくれました


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