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私の熊

第11章 熊さんが来た


わわわ
心臓がバグバク...


「やっと来たか」

「ごめん、あまり来なれないんだもん」

「まったく!かなこには案内してもらうからね!僕未知の世界だし。無理とは言わせないよ?」

「う、うん...
案内できる程分かるかな...ふふ」

「分かるかなじゃありませんー!」

初めて実際に会った熊さん
電話越しからよく伝わっていた笑顔は
やっぱり本物でした

少々癖のある笑顔でドヤっとした表情

そんな表情を見てからか、会う前まで抱えていた不安が一気に吹き飛びました


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