私の熊
第11章 熊さんが来た
「では、2階208号室になります」
「はーい。こっちだってー」
「う、うん」
熊さんは伝票を受け取ると私の手を掴んで誘導してくれた
個室の中は少々広めの大体4人部屋くらい
「電気少し暗くしてもいーい?」
「構へんよー」
熊さんは私が座った直ぐ左隣に座った
「かなこお酒飲んでみる?」
「えと、あまり苦くないのなら」
「よし、じゃあ二十歳になったしお酒デビューだなー」
そう言ってメニュー表を二人で見た
「どれがいいかな」
「あ、私アセロラ好きだからこれ飲んで見たい」
「んじゃそれ!僕はこれ!」
飲み物はアセロラウーロンとアップルウーロン。つまみにプライドポテトといかリン焼きを頼みました。
お酒の初デビューが熊さんと一緒...
なんか今めっちゃ幸せだ
顔のニヤケが止まりません