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私の熊

第12章 初めての



ドキドキと...

鼓動の音は徐々に大きくなるばかり。

凄く緊張していて、自分でも体が震えているのが分かりました

嫌ではないの
物凄く恥ずかしいのです


「んっ...」


「ん?」


熊さんの手が私の胸を包み込む。
優しく、そしてゆっくりと先をぎゅっと摘んできた。

くすぐったくて声がもれてしまい、
更に恥ずかしくなる始末...


「気持ちいいの?」

「...くすぐったい」

「そうなの?気持ちよくない?」


めちゃめちゃ気持ち良いですよ熊さん
貴方に触れられているだけで...


何て言葉を言えるわけもなく、
私の胸を包み込む大きな手を上から掴んだ


「かなこー、これじゃあ触れないよ?」

「んー!恥ずかしい!!」

クスッと私の行動に熊さんは笑うのでした

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