リモーネ
第5章 ペチュニア
俺とかえで先輩ってどうなるんだろうか
どっちもにどっちもある(察してほしい)ものだから、どっちがいれるとかいれられるとか自由だもんな…これまでの自分の中の常識を覆されてるからよくわからないけど、先輩後輩で言うと俺が入れられるんだもんな。
でもそんなの関係ないとも出てきたし、したい方をすればいいらしいし、入れるのも入れられるのも癖になるらしいし
でも、俺だって、童貞、卒業したいし…
そう言えばかえで先輩は童貞なんだろうか?
いやいやあの顔だぞ…彼女の一人や二人…
彼女でいいのかな?彼氏?
…今度聞こう。
どうやって?
まぁがんばろう。
もし、もしも、するときにどっちもが初めてで、俺がいれるってなったら、かえで先輩はどうなるんだろうか
かえで先輩は肌が白くて、きれいな顔と声で、細身なのに筋肉もそこそこきれいについてて、背が高くて、ふわふわそうな栗色の髪で、足が長くて、毛深くなくて…
そんなかえで先輩が俺が今いるベッドの上で、夜の電気を消した暗さで俺の目の前でどんな姿になるんだろう?
部活とは違う汗をにじませて、俺のことだけを考えて…
天井を見ながらそんなことを考えて何となしに体を横に向けたときに違和感を感じる
まさかと思い違和感のある部分にそっと手をあてる
え、え、どうしよう、なんで俺のその、股間が盛り上がってるの!?
えっと、えっと、そう言えば長らく一人でしてなかったな…いつからだろ…前は…かえで先輩にさわられたとき!?