テキストサイズ

奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第8章 偉大な人に会うも、横道に逸れるあの頃

 ネタを教わって、少し練習。


 残りの商品と、納品書を受け取り、後日、代金を責任者さんが振り込むかたちとなる。


 ちなみに、そこの会社名。



「マリックプロモーション」


 ちなみに、商品を持ってきたディーラーさんが、あの、爆発的にブームになる前の、Mr・マリックさんなんです。


 なんで、名刺を置いておかなかったんだよと、今更ながら後悔。


 学校を卒業して、工場に就職。飲食店のバイトは辞めましたが、マジックショップには時々、顔を出してました。


 半年後、テレビを見た時、「ええっ!?」となりました。


 だって、あの時のディーラーさんが出てるんですもん(なぜか、笑けました)


 いや、イメージ変わってたけど、間違いなくあの人だってわかった。


 超魔術とか言ってたけど、半数はあんた売ってたじゃないかと。


 でも、コインにタバコを通すネタは、アメリカのハーフダラーの物は売られてたんですよ。


 でも、百円玉で日本硬貨のものは初めて見たから、違う驚きがありましたね。


 だから、ある程度、マジックをかじってる人は、わかったんじゃないですかね。


 ちなみにですが、マリックさんが出始めてからしばらくして、ショップの陳列ケースに、マリックプロモーションの製品が並ばなくなりました。


 理由はわかりませんが……。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ