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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第8章 偉大な人に会うも、横道に逸れるあの頃

 おばちゃんは、舞台の上で、客とHしたらしい。


 マジで!?


 19歳の僕には、カルチャーな世界でしたね。


 で、僕がストリップ劇場の営業に行ったのは、これが最初で最後。


 その日は2回、舞台に上がりました。で、おばちゃんが僕に言った。


「5分で出てきて」


 なんで!? まあ、楽だしいいかと、舞台に出る。2回目は、まあまあ落ち着いてました。


 で、ハンカチが一瞬にして結ばれるってのをやった後に、おばちゃんと交代。


 僕はこれで帰れると思ったら、一人の女性に呼ばれました。


 なんとなくのイメージが若い頃の坂本冬美さんみたいな人でした。


「お疲れ様のご褒美を、お姉さんがしてあげよう」て、言うんだ。


 そしたら、ベルトはずされて、ポロンと言うか、そんなもんずっと元気になった状態のあいつを握られて、パックンされて……。


 そりゃ、気持ちよくなって出ちゃうわな。


 どうも、ここに来た時間繋ぎの芸人で、僕が一番若い人だったようで、おばちゃんが「一人で頑張ってはるから、ご褒美してあげて」みたいなことを言ってくれてたようだ。


 また来たかったけど、これが最後でした。



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