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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第10章 関西奇術連合

 不思議に仕事が来るのよ。


 この時、携帯電話持ってなかったし、ポケベルもうざったいから持ち歩かなかった。


 だから、家にかかってきた。


 うちは、実家も散髪屋で、店と家が別々なのよね。


 だから普段、家にいるのは僕だけだから、必ず僕が電話をとる。


 まだマジックやってることを親に言うと、うるさかったんだ。


 親には、助さんとして仕事に行ってると誤魔化していた。


 実際はマジシャンやってたんだけどね。


 週に4回程度、営業に呼ばれて、また1回のギャラが少なくても3万ほどあるのよ。


 多い時は1日2回あったり。


 また、仕事が無かったら、ストリートマジックして、路上でしてたりするんだけど、これは自由だからね。


 週に15万から稼いでた。


 いろんな場所に行ったなぁ。


 例えば、ウルトラマンショーかなんかの前座でマジックするんだけど、たまに変身する本人が演技したりするイベントあるじゃない。


 で、子供達がたくさんいるのかと思いきや、若い女の子がめちゃくちゃいるのよ。



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