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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第11章 ちょっとごめんね〜

 本人は同じ原理で、東京スカイツリーも消せるって、なに見栄はってんだっての。


 でも、マジックに関してはなによりも真剣で、あり得ないことをなんとかして、実現させようって、意気込みはすごいあるから、それなりに消す方法は思い付いたのかもしれない。


 さて、ここまで書きましたが、なんやかんや、いろいろあったんだなと。


 マジックが絡む出来事ばかり引っ張り出して書いてますから、まあまあドラマチックなことあったもんなんだな。てか、よくあることも、書き方、表現によって、月9のような展開になるんだなと。


 いや、多少は誇張したり、これはまずいだろってのは、省いたりしてますがね。


 ここで、僕はマジックの道を離れます。仕事がなくなったのです。


 やがて30歳を迎え、マジックの営業の売り込み方を知らないし、昔行っていたマジックショップも無くなり、街頭でパフォーマンスをするしかありませんでした。


 生活していけるほどの収入はなく、実家に食わせてもらい、どうしようかと悩んで、再び理容師に戻ることになります。



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