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奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第5章 あの超能力者再び

 念写も、控え室で加工したフィルムと取り換えている瞬間が映されてました。


 自分の中では、これがやらせであってくれと、何度も思いました。


 超能力が否定されることに、憤りを感じてました。


 でも、悲しいかな、今、発表されている超能力は、すべてトリックで表現できます。


 でも、やがて、ユリ・ゲラーの秘密も明らかにされてきました。


 それは、ある本を読んでからです。


 ユリ・ゲラーの嘘を暴く本が出版されたんです。


 その中には清田さんのトリックも暴かれていたと、微かに記憶しております。


 その中でショックだったのは、ユリ・ゲラーは元奇術師だったという内容。


 ユリ・ゲラーが若い頃、小学生の頃からの友人と奇術研究会なるものを開き、ショーパブ等の舞台で、超能力ショーとして手品を披露していた。


 それは、ユリ・ゲラーの知人が暴露した話だ。


 しかも、著者の取材で、その知人も、ユリ・ゲラーと同じようにスプーンを曲げたと言うのだ。


 ユリ・ゲラーの自伝には、幼い頃から超能力があったと記されていたが……。



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