テキストサイズ

奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第6章 負けへんでっ!!

 他には、僕がクシャミをした瞬間に停電がおきたり、嫌いな先生の教科がある時「今日、あの先生、休まへんかなぁ」て言ったら休んで自習になったり、あだ名が「ノストラダムス」になった。


 ユリ・ゲラー目指して、行き着いたのがノストラダムスかい!?


 ノストラダムスて、今となったら「あいつはなんやってん」みたいなおっさんやん。


 ちなみに、ノストラダムスは大昔に「1999年の7月に恐怖の大王が降ってきて、地球が滅びる」って、予言を残した人なんだが、なんにもおこらんし。


 ただの時の人になったわ。僕も、久しぶりに名前出したし……。


 僕はただの素人中学生マジシャンだ。この当時も、まだマジックショップに行ってたし。


 昼休みになったらクラスメートが「なにかやって〜」とやってくる。


 実は、その時、好きな女の子がいたんだよね。


 でも、手品少年として過ごしていた僕は、それに関しては奥手でした。


 その子から「今日、なにを見せてくれるの?」と言われたら、緊張してね。でも、嬉しくて、恥ずかしくて、目を合わせられなかった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ