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家政婦の水戸

第6章 水戸さん?

 今日は水戸さんは、なにやら急用が出来たと言うことで、1日休むと連絡があった。


 だが、電話をもらった時はずっと無言だった。


 おそらくだが、文字を打った携帯電話を受話器に向けていたのでは、ないだろうか?


 すぐに、担当の方が代わって、事情を説明してくれた。


 ここには今日、別の家政婦さんが来てくれるらしい。


 誰だろう?


 大神さんならいいなぁ。


 いや、言葉がわかればいい。


 通訳が大変だからな。


 時計を見ると、午後の3時53分。4時に来るとのことなので、ひじょうに楽しみだ。


『ピンホール』


 おっ、来た。でも、なんだろう? いま、音が変だった。


 俺は玄関にむかう。


 誰かなぁ〜♪


「いらっしゃい……」


 一瞬だが、言葉を失った。


 なんだろう……シルバーメタリックが目立つ。


『マ゚ナ゙ー』


 いや、喋りそれっ!?


 なんだこれ?


 皮膚という皮膚が、艶のある金属に見える。


 アゴというか、口角に大きな蝶番が見える。


 首にある丸い網目はなんだ?


 スピーカー?



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