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家政婦の水戸

第8章 ただいま水戸さん

 水戸さんが、戻ってきてくれた。


 2日ぶりの生水戸さん。放置熟成された香りも、懐かしく感じる。


 しかしだ……うちには合計、三人も水戸さんが、いる。そのうち二人がメタルボディーって、なんなんだ?


 しかもだ。もう一人のメタルボディー水戸さんは昨日来たのだが、取扱説明書がついてあり、体内に人を傷つけない程度の武器が3つあり、しかもバイクに変形するらしい。


 電人ザボーガーか?


 たしか、もう一人はセグウェイになるんだろ。


 うちはそんな要望はしたことないんだが……。


 ただ、普通に、家政婦を一人、雇いたかっただけなのだが……。


 そうなると、料金はどうなる? レンタルかなんかになるのか?


 紹介所に電話したら、料金は一人分でいいらしい。


 まあ、それならいいが、正直、三人いたら邪魔だ。


 そんな広い家じゃない。なんとか、格安家政婦を雇えることが出来る程度の収入を得た、サラリーマンの家に、三人も家政婦いらないだろ。


「なぁ、水戸さん。このメタル水戸さん、もう用はないんだけど……」と小声で、生水戸さんに言った。



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