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ミヤちゃんと思春期

第1章 秘密と理由



「はあっ!? ……告られたあ!?」


さっきあった出来事を友達の佐々木に伝えると、あり得ないとでも言う風に大げさに驚いてみせた。


「誰に告られたんだよ?」

「A組のミヤさんって子。知ってる?」


言いながら凄く可愛い子だったなあと思い出す。
今まで見た女の子の中でもダントツだったなあと。


「知ってるもなにも、学校で一番可愛いって言われる子じゃんか!」


あ、そうなんだ。

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