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ミヤちゃんと思春期

第1章 秘密と理由



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「あっ、深山くん! 待たせてごめんね!」


ラインに速攻帰したぼくは、ちょっと浮かれつつ待ち合わせの下駄箱に来ていた。


「今来たとこだから平気」

「ほんと? よかったあ」


ぱあっと笑顔を輝かせるミヤさんに、おっと危ねえと心に蓋をする。


大人しめに見られるぼくですが。



……こんな可愛い子が近くにいたら(しかも彼女)、我慢できるわけないだろっ!(しかも初カノ)

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