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イケナイ過ち

第5章 ラブホテルに入る

「も、もしもし?!」

思わず声が上ずってしまう。

[智樹だけど、今何してるの?どこにいるの?]

「あっあの今、友達の家に居て...終電逃しちゃってね...。

友達に理由を話したら家に泊めてくれるって言うから...。」

嘘がバレないか緊張する。

[そかそか。言ってくれれば俺が迎えに行ったのに。

友達にも悪いから電話きるね。]

「うん。ごめんね。ありがとう。」

そう言って電話を切る。

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