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僕らの…もうひとつの青春

第2章 2

「日向、ここクリームついてる。」


パフェを頬張る日向に目を細める月島。


「えっ、どこ?」


「ここ。」

月島が日向の口元についたクリームをペロッと舐めた。


「…っ、恥ずかしいだろうが」


顔を真っ赤にして頬を膨らませてる日向に優しくほほえむ月島。


やっべぇ、今日の月島の笑顔、ハンパねぇ。ドキドキが止まんねぇ。


「なんかさぁ、今日の月島いつもと違う…」


月島はフッと笑って


「今日は日向とあ〜んなことやこ〜んなことやろうと思って…」


「ぐほッ。…なんだよ、あ〜んなことやこ〜んなことって。」


「内緒」


不敵な笑みで笑いかける月島。


こえ〜 日向はブルッと背中を震わせた。

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