テキストサイズ

僕らの…もうひとつの青春

第2章 2

「日向、パフェは満足したかい?
じゃそろそろ僕んちで英語の勉強しようか。」


「ゲッ」


「ゲッじゃない。教えてほしいって言ったのは君でしょ。」


「そうだった。パフェが美味すぎて忘れてた。」


「じゃ行くよ。」


チッ。舌打ちをして月島に続き店を出る。


「追試どうでもいいなら勉強会中止するけど、僕も暇じゃないし。」


「ごめん、ごめん。月島〜お願いしま〜す。」


月島はフッと笑って歩き出した。


なんだよ、今の笑いは…月島ムカつく…などと心の中で思いながら、いやいや教えてもらわねば成績が…ヤバい。日向も月島の後に続き歩き出した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ