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僕らの…もうひとつの青春

第2章 2

月島は日向の顎をクイッと上げる。
優しく微笑む月島の顔が近づく。


ソッと唇が重なり、二人は深くて甘いキスを交わす。

何これ、チョー気持ちいい…こんなの初めてだ。
日向は夢のような世界をさまよっている感覚に浸っていた。


合わさった唇が離れる。


「…月島…もっとチューして…」


「…ん………もっと…もっと…」


甘く深いキスが続く…








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「日向!」


ガクッと日向の体が揺れた。


「君、僕とキスする夢でも見てたの?」


「えっ、夢?」


ハッと我にかえる日向。勉強中に寝てしまったようだ。


あちゃー恥ずかしい。声に出てたんだろうか?


「君、変態だね。
お望みならば続きをしようか。」


そう言って日向を抱き締めた。



月島はフッと笑った。


眠っている日向にキスしたことは内緒にしておこう…




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