
短編集2
第3章 万華鏡
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「美月さんこんばんわ。」
「あらあらー!こんばんわ深夜くん!!久しぶりねー!」
ニコニコとよく笑う美月さんの顔に少し癒される。
あぁ、俺の母親もこんなだったら......
「母親から、これ。」
「まぁなっちゃんから?」
なっちゃんというのは俺の母親夏美のことだ。
「やーん!なっちゃんの煮物ー!大好きなのよー!ありがとうね。」
「いえ。」
「お茶でも飲んでく?一輝よぼうか?」
その言葉にまた胸をえぐられる。
「いや、今日は遅いからもう帰るよ。」
「そう?残念だわー....」
明らかにしゅんとした美月さんにまたくるからと声をかけて家を出る。
すでに一輝の部屋の電気はきえていた。
「美月さんこんばんわ。」
「あらあらー!こんばんわ深夜くん!!久しぶりねー!」
ニコニコとよく笑う美月さんの顔に少し癒される。
あぁ、俺の母親もこんなだったら......
「母親から、これ。」
「まぁなっちゃんから?」
なっちゃんというのは俺の母親夏美のことだ。
「やーん!なっちゃんの煮物ー!大好きなのよー!ありがとうね。」
「いえ。」
「お茶でも飲んでく?一輝よぼうか?」
その言葉にまた胸をえぐられる。
「いや、今日は遅いからもう帰るよ。」
「そう?残念だわー....」
明らかにしゅんとした美月さんにまたくるからと声をかけて家を出る。
すでに一輝の部屋の電気はきえていた。
