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果てない空の向こう側【ARS】

第8章 握る(雅紀)

ミ「できちゃったみたい…。」

雅「え、できちゃったって…?」

ミ「だから、赤ちゃん…。」

雅「えーーー!」

仕事帰りに、ミッチャンから呼び出された。

普段なら、ミッチャンはこんな急に俺を呼び出したりしない。

何事かと思ったら、まさかこんな事態だとは!

ミ「心当たり、あるよね?」

雅「はい、あります…。」

先月ホテルに行った時、ミッチャンのおnewのランジェリーに興奮して、装備なしで突入してしまった。

ミ『マーくん、駄目だって!」

雅『そんなセクシー下着着けてくるミッチャンが悪いんだよ!』

俺はミッチャンの言うことも聞かず、ランジェリーを着けたまま行為におよんだ。

もちろん、俺のすべてをミッチャンの中に注ぎ込んだ…。

雅「あの時のミッチャン、本当に色っぽかったなぁ!」

ミッチャンがギロリとにらんだ。

ミ「で、どうするの?」

雅「もちろん結婚するよ! 男の責任だからね!」

俺は一も二もなく即答した。

高校から付き合ってるミッチャンに赤ちゃんができたなんて、結婚するに決まってるじゃないか!

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