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ディアブロ☆~共同生活約150日~

第11章 創立記念パーティー




「もー。何やってんのさ。」



『だって…無理やり。』



「たっくんに言われた通り

ちゃんと見張ってて正解だよ。」



『え?』



「たっくんが陽菜ちゃん

アホだから誰かに連れて

行かれるかもしんないから

俺が挨拶回ってる間

見張っておけーって。」



『はぁ…。』




(逆に私が見張られていたのか…。)





『ところでさっきのって…』



「内田直弥。知らないの?」



『…はい、すみません。』



「うちの会社のモデル。

モデル部門では一番

売れてるんだけどな。

俳優でも有名だし。

まぁ陽菜ちゃん海外

長かったもんね。」





「内田の野郎か。」



『!!琉斗くん。』




振り返ると後ろに

琉斗くんが立っていた。




「そうそう。内田さんが

陽菜ちゃんを自分の部屋

連れて行こうとしたとこ

俺が助けたってわけ。」



「アイツ、すぐ女の子に

手出すからな。

気をつけた方がいい。」





(そっか。琉斗くんも雑誌で

モデルとかやってるから

知り合いなんだね。)






『はい、ごめんなさい。』



「まぁ陽菜ちゃん、

俺に1つ借りができたね♪」



『…。』




(水輝くん…また何か企んでる。)




そう思いつつ、助けてくれた

お礼を言って自分の

テーブルへ戻った。






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