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思春期なのです。

第3章 予想的中

「やああああっ!」

突き上げられるたび悲鳴にも似た声があがった。中がきゅうっと締まって愁のかたちがよく分かった気がした。

愁はなにも言わない。
眉を潜めて、荒い呼吸を吐きながら動くだけだ。

でもその瞳はあたしだけを優しく見つめていて…。

ああもうドキドキでおかしくなりそう。

「イきそ…」

愁はそう呟いて、動きがいっそう速くなった

「あっあっあっ…んんっああっ」

「亜紀…イっていい…?」

「いいよっあああっ」

「亜紀っ亜紀っ!」

愁は強く抱き締めながら欲を吐き出した…。


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