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思春期なのです。

第5章 学校

食べ終わったあと、美羽もバイトが休みなのがわかって、せっかくだから遊んでいこうよ、ってことになった。

洋服見に行って、美羽が好きなアニメの一番クジ引いて…気がついたら空は赤く染まっていた。

「久久に遊んだね~」

美味しいと評判のクレープにかぶりつきながら、美羽はにっこり微笑んだ。

「そうだね。新学期始まってからなかなか時間とれなかったしね」

あたしも美羽と同じものを頼んだ。

美味しい。食べ歩きって普通に食べるより美味しく感じるのはなぜだろう。



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