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16才の初恋

第2章 桜



「大丈夫、難しくないから。」

『うん。』

本田くんのたった一言。

(「がんばれ。」)


それだけで、安心できた。

『わ、私の名前は、藤枝美紀です。みなさんと同じクラスになれてとてもうれしいです。よろしくお願いします!』


い、言えたー!

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