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16才の初恋

第7章 活躍


季節は移り変わって、夏。

私達が入学してから、もう3ヶ月が過ぎた。

優しく包み込んでくれるような、あの桜の花びらからは想像も出来ない、青々しい桜の葉。

ジリジリと照りつけるような日ざしの中での、帰りのホームルーム。

龍「みんなー!きいてくれ!」

いきなり叫んだのは、菊田くん。

龍「なんと、本田淳が2、3年生を差し置いて、レギュラーになりました。」

「『……えぇーー!』」

「レギュラーだって。」

「すごい!」

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