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なぜ?

第11章 本能

信じらんない!あんなもの渡してくるなんて!
テクヒョンに心配される筋合いなんてないし!
名津子に嫌われたらどうしてくれるんだよ!


ビックリした。まさかテギョンさんが渡してくるなんて。
思わず恥ずかしくって、お風呂に逃げてきちゃった。
どういう反応すればいいの?わかんない!?



「ジュノさん。」
「名津子、お風呂出たんだ。」
「うん。」
「俺も行ってくる。」
「うん。」

無理。意識しないなんて無理。
私はベットに入り、電気を消した。

「名津子、寝た?」
恥ずかしくって返事ができない。起きてるって言った方がいいの?
私がグズグズしてるうちに、ジュノさんは隣に入ってきた。
きっと目を開ければ、そこには大好きなジュノさんの顔がある、はず…

ギュッ。ジュノさんは私を腕の中に入れてくれた。
頬に大好きなジュノさんの胸が直にあたる。
えっ!?服、着てないの!?

下は?
露骨に触ると起きてるのがバレるから、背中に腕を回してから、ゆっくりと下に下ろした。えっ!?履いてない。何も着てないってこと?

どうしよう。恥ずかしくって死にそう!
お尻を触った手のやり場にあたふたしていたら、腕を掴まれた。

「名津子、触るんならちゃんと触って。起きてるのバレてるよ。」
ビックリして目を開けたら、笑うジュノさんがいた。
そして、私の手をお尻に持っていった。

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