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兄とイケないこと始めませんか?

第2章 第二弾はさらに激しく……

ガチャリ……
ついに来てしまった……

壱兄はドアノブに手をかけ静かに開く

「おじゃまします……」

「どーぞ」

壱兄は散乱する未開封の段ボールを端に積み上げ、私に手招きした。

テーブル、ソファ、ベッド……一通り家具は揃っているようだ。

壱兄の手際がよく、お風呂の準備もバッチリしてくれた。


「時間もったいないし、一緒に入らない?」

「えっ!?いやいやいや……恥ずかしいし、無理っ」

「えーっ。いいじゃーん。お兄ちゃん寂しいなぁ」

「だって……」

「今更だよ。さっきもっと恥ずかしい夏波見ちゃったしね」

「あっ…あれはっそのっ…」

「まあ、夏波に拒否権なんてあげないけどね」

「えっ…わわっちょっ」

壱兄はひょいっと私を持ち上げ、あっという間にお風呂場へ連行された。

私をおろすと壱兄は服を脱ぎ始めた。
程よく筋肉のついた上半身があらわになる。
そしてサッとズボンを脱いで、腰にタオルをまいた。

「はい、バンザーイして?」

壱兄は私の服に手をかけ、引っ張りあげた。

「うぅ……」

壱兄のなすがまま、上半身裸になった。
私はすごく恥ずかしくて、両手で極力肌が見えないようにと隠した。

「夏波、興奮してる?」

「興奮とかしてないよっ」

「お兄ちゃんわかっちゃった。夏波、強引にされるの好きでしょ?」

そう言うと、壱兄は私の両手を掴みグイッと上に上げた。

「きやっ………」


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