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奇っ怪談 猥猥談

第1章 はじめてのお泊まり

あれは、ボクが25の頃の事です。

当時のボクは失意のどん底にいました。
仕事では同期に先に出世され、結婚を約束していた恋人とも関係が悪化して別れてしまったのです。

そんな心の穴がボクの心に隙を作ってしまったのでしょうか?

ある昼休み。
女のコたちがノーブラとか、ノーブラで旅行と話に盛り上っていました。

ボクも男です。ノーブラとか聞けば、思わず、うひょ~と話に食いつきました。

何という勘違いでしょうか、話はノープランの旅行についてでした。

しかも、話の中心はアラフォーになるお局様でした。

決して美人ではなく、失礼ながらブスの部類に入る、まだ男と付き合ったこともない、そんなお局様でした。

そのお局様がノープランで一人旅をするというのです。

きゃはは、ご一緒させてもらえば~と女子たちは盛り上がります。
そうね、ノープランの旅に興味津々な様子だったしと続きます。

ノーブラと勘違いしたなんてとても言えない、殺される。

そうね、一人旅をしようと思ったけど、可愛い女のコの一人旅は何かとぶっそうだし、ご一緒していただこうかしらとお局様。

可愛い女のコ、誰が?絶対危険はないから大丈夫なんてとても言えずに、話に流されてお局様と旅行に行くことに・・・

気が進まないせいもあり、当日は少し待ち合わせに遅刻した。

もう、お寝坊さんなんだから、女を待たせるなんてよくないぞ、プンプンとお局様は可愛くポーズを取って甘えた声を出す。おえ~っ

そして、夜・・・
布団は別々に敷いて、かなり離しておいて、決して不純な気持ちはありませんとアピールしたのに、お局様がボクの布団に入ってきた。

その顔はスッピンだ。普段もおぞましいと思っていたけど、メイクってのはおぞましさを緩和することもできるのか。

スッピンのお局様を見て、思わず悲鳴をあげそうだった。

女に恥をかかせないでとか、初めてなの、優しくしてとか甘えた声を出すお局様。おえ~

とても勃つ状況にはない。
好きなアダルト女優、目撃したパンチラ、あらゆるエロスを妄想する。目を閉じてお局様を見なくても済むようにする。

ありとあらゆる努力をしたが、萎えていくばかりだ。

お局様が気を悪くして怒り出したらどうしよう。ボクはブルブルと震えた。

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